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男性が加圧トレーニングをする時のデメリット

加圧トレーニングは筋肉トレーニングの1つで、他の筋トレよりも短時間のトレーニングで効果を出すことができるので、仕事が忙しく平日ジムに通うのが難しいという男性だけでなく、仕事や家事で自分の時間がとりにくい女性、さらに筋肉が衰えて運動がしにくくなった高齢者にも取り入れやすいトレーニングです。

メリットに注目されることが多い加圧トレーニングですが、デメリットにどういうことが挙げられるのでしょうか?

一般的な加圧トレーニングのメリット

加圧トレーニングのメリットはそのメカニズムに注目するとわかりやすいです。このトレーニングは腕や足の付け根にベルトを巻き、圧力をかけます。圧力で血流が制限され、そのような中、トレーニングを始めると、筋肉が酸欠の状態になり、乳酸がたまります。トレーニング後、ベルトを外すと、血流が一気に元通りに流れ出し、貯まってた乳酸が全身に流れます。

乳酸がたくさんある状態は、いわば疲労がたまっている状態になり、これを察知した脳が成長ホルモンの分泌を促します。成長ホルモンの働きの1つに傷ついた筋肉の修復を促す働きがあり、筋トレで傷ついた筋肉の修復を早めてくれます。この修復によって筋肉がより一層大きな状態で回復します。

成長ホルモンの働きは他にもあり、新陳代謝の活発化、血流の改善があります。新陳代謝が上がると、お肌のターンオーバーが高まることから、肌艶がよくなり、保湿力も高まるのでアンチエイジングの効果が期待できますし、血流の改善では身体の末端まで血液の循環が上手くいくようになることから冷え性の改善、肩こりや腰痛の改善や、髪艶の改善、育毛効果も期待できます。健康的に過ごしたいという意味でもこのトレーニングはメリットが大きいというのがわかるかと思います。

筋肉量を増やすという点でも、バランスよく筋肉を鍛えられるのでおすすめされています。一般的な筋トレに関しましては無酸素運動になるので、鍛えられる筋肉には限りがあります。筋肉には遅筋と速筋があるのですが、無酸素運動の際に使われるのは速筋の方で、有酸素運動の時に使われる遅筋は使われないそうです。

しかし、遅筋は持続的な収縮が可能な筋肉で、脂肪を燃やす働きがあります。加圧トレーニングがどうして両方の筋肉を鍛えることができるかというと、トレーニングを始めてすぐから酸素不足になるまでは遅筋が働きます。しかし、徐々に酸欠になり乳酸が貯まり始めると速筋を動かすよう脳が指令を出します。

加圧トレーニングのデメリット

メリットが多いトレーニングではありますが、デメリットもあります。

1つ目は特にダイエットを目的とした場合なのですが、トレーニング単体では効果はでにくいということです。トレーニングでは筋肉を鍛え、筋肉量を増やすことはできます。それによって基礎代謝を高めることもできるので、日常生活に運動をしなくても消費カロリーは増えます。しかし、消費カロリーが増えたからといって、身体についた脂肪がどんどん減るという状態にまで高めるのは難しいです。なので、ダイエットを目的としている場合は特に、トレーニング後の有酸素運動と食事管理が必須です。

トレーニング後は新陳代謝が高まっているので、有酸素運動をすることで効率よく身体の脂肪を落とす運動をすることができます。それと合わせ、高たんぱくで低糖質の食事をすることで、トレーニング効果を高めることができます。

2つ目がコストです。一般的な筋トレでもジムに通うとお金がかかりますが、比較的メニューの価格は安価になることが多いです。一方、加圧トレーニングは専門資格を有する人の指導を受けるのでメニューによっては高くなってしまうこともありますし、トレーニングができるジムも限られています。

3つ目は健康状態によってはできない人もいます。トレーニングでは血流を制限しますが、制限するということは細胞に運ばれる酸素の量も制限されるということです。また血管も圧力をかけられた状態で血液を運ばないといけなくなるので、心臓や細い血管に負担が大きくかかります。

こういったことから、血圧が高い、心疾患、がんがあるなど健康上に不安がある方は、自己判断せずに医師に相談が必要です。その他の持病をお持ちの方でも、通院をしている、過去手術をした、入院したなど心当たりがあるのであれば、医師にトレーニングが可能か連絡してみましょう。

安全に行うためには?

加圧トレーニングを安全に行うためには、まずは専門のトレーナーの下でトレーニングをすることです。

例えば、腰痛があったり、医師から運動を制限されているのでなければ、自宅で腹筋、スクワット、ダンベル運動など、好きな時間に自分のペースですることが可能です。専用の器具を使いたいのであればジムに行くことが必要になりますが、最近では自宅でも使えるようなコンパクトサイズでお手頃価格の筋トレ器具をネットで買うことも可能です。

しかし、加圧トレーニングはベルトを巻いて適切な圧力をかけて行っわないと危険が伴うことがあります。圧力が強すぎると、血流がかなり制限される状態になります。

そうなると、湿疹、めまい、吐き気、しびれ、皮下出血、細胞の壊死、心筋梗塞、脳梗塞といった症状が出ることがあります。また、基本的には老若男女問わずできるトレーニングですが、心疾患や脳梗塞など、血管に関わる持病があると医師からの許可がない場合トレーニングするのは避けたほうが良いです。逆に、圧力が弱すぎると、先ほどのような健康上の心配は少なくなりますが、肝心のトレーニング効果を得ることが難しくなります。

適切な圧力と言うのは、専門のトレーナーに見てもらうことが必要になります。適切な圧力はトレーニーの年齢や体力などにも左右されます。なので、トレーナーと相談し、見極めてもらうことが大事です。また、専門のトレーナーでも、トレーナーとしての技量は人それぞれで、トレーニーとの相性もどうしても効果と関係してきます。トレーニング効果が出始める期間の目安は3か月なので、もしも3か月過ぎても効果が感じられない、実感できないようでしたら、トレーナーやジムを変えた方がいいかもしれません。

トレーニングは血流を制限して行うので、いつもは問題がなくても、その日の体調次第で危険になることもあります。安全を確保するには、その日の体調についてもトレーナーに伝えることが大事です。

まとめ

加圧トレーニングはメリットがよく注目されています。確かに短時間でかつ週1のトレーニングでも効果を実感しやすいですし、基礎代謝を挙げられるのでダイエットにも適しています。

しかしながら、血流を制限する運動ですので、健康上に不安がある方にはお勧めできないトレーニングですし、その日の体調次第ではトレーニングができません。また、専門知識を持ったトレーナーの下で適切にしないと期待される効果を得られにくくなる上、危険なこともあります。

コストの面やダイエットを目的とする場合、並行してやらなければいけないこともあるので、興味のある方はこれらのことに注意してください。

【免責事項】※このサイトの掲載情報については独自に収集した内容が基になっていますので、最新情報や詳細は、各加圧トレーニングスタジオの公式ホームページをご確認ください。